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Your side
術式を使いこなせるようになって、数週間
私は日に日に上達していった
だから、等級もひとつ上がってやっと、1級になれた
早く、硝子さんに報告しなきゃ!
向かったのは、3年生の教室
A「失礼します」
家入「めずらしい、Aが来るなんて」
五条「だな、どーした?」
A「あの、多分まだ聞いてないと思うので、私、1級になれたんです!!」
家入/五条「!?!?」
家入「おめでとう!!よかったな〜」ヨシヨシ
A「ありがとうございます、、これで皆さんの力になれます、、」
五条「いや、Aは今までもクソ強かったけどな」
A「そんな、今まで術式を生かした戦闘が上手く出来なかったので」
家入「Aの術式強いからね」
五条「今度俺と戦えよ?」
A「無理ですよ!」
五条「は?」
家入「五条フラれてやんの笑」
五条「フラっ、 、俺がフラれるわけねーだろ!」
A「とにかく、私、五条さんとは戦えませんから!」
家入「ドンマイ、五条」
そして辺りを見渡す
3年生の教室に行く途中
運良く夏油さんもいるかもしれないなんて期待をしていたから
でも、予想通り、いないみたい
家入「夏油なら、残念だけど、今ちょうど任務で遠出してるよ」
A「い、いえ!予想通りだな〜って思っただけなんで、では、失礼しました!」
教室のドアを静かに閉める
やっぱりいなかったか
私が1級になれたって知ったら夏油さんはどんな反応してくれるだろう
きっと、優しい夏油さんなら
"すごいじゃないか"とか
"それはよかったね"って、
褒めたり喜んだりしてくれるんだろうな
もう硝子さんたちに言っちゃったけど、2人から、
ううん、私以外の他の人から聞くんじゃなくて
夏油さんにもちゃんと直接言いたいだなんてわがままかな?
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作者名:りか | 作成日時:2021年4月25日 18時