たとえ、心臓が動かなくても 2

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Your side




タッタッ、








少しの足音から後ろを振り向くと





一人の男性が立っていた、









その男の人の手には刃物









そう気づいた時には、
それは私に振り下ろされていた









やばい、死ぬ









「っ！」






JK「Aヌナ！危ない！！」









反射的に目を瞑った







けれど、痛みはなくて









少しずつ目を開ける







私の目の前には、






グク、、







「嘘、、グク、なんで庇って、、」






問いかけに答える前にグクは刃物を持ってきた男を
蹴り飛ばした






その勢いで男は気絶したみたい








JK「Aヌナ？」






「グク？背中、、思いっきり刺されて」






JK「だいじょぶ、」







こんな時にまで
ぎゅっ〜と、抱きしめてくるグク






「本当に？大丈夫なわけない、、すごい傷になってるはずだよ、、血だって、、そりゃ」






JK「だいじょぶな時は、だいじょぶでしょ？^^


だって、僕 心臓動いてない もん、、


痛み なんて 感じない んだよ？」






そうだった







痛みは感じないんだった






心臓も動いてないから、血も出ないか、、








「、、本当に？」








JK「それより、Aヌナもお怪我 ない？

僕、ちゃんと 守れた？？」






こんな時まで、私のこと






「っ、、うんっ、」







JK「はぁ、、よかった、」

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