噂の最強は別の意味でも最強

最強だって怒る ページ5

Your side




｢へっ、｣






聞いたことない低音ボイスに身体が先にビクッとする




夏油｢おいなんて、君らしくないね悟、もうその口調は直したんじゃなかったのかい？｣







五条｢、、、へっへ〜、ちょっとやってみただけさ、お前だって懐かしいだろ？傑｣





夏油｢さあ、どうだろうね、私はここら辺で失礼するよ、君たちのいざこざに巻き込まれるほど暇してないからね、｣





私の頭に乗っていた手を上げて、ひらひらとこっちも見ないで手を振り去ってく






なんだったんだ？、今も私の脳内は思考してないみたい





五条｢僕だって、人の生徒に手出されちゃあ困るよ｣





さっきまで夏油先生の手が乗っていた頭に、今度は五条先生の手がのせられる





みんな私の頭に手置くの好きなん？




私の頭、手置く場所じゃないんだけど、重いし





五条先生の顔を覗けば、笑っているけど、どことなく怒ってるような、イラついてる感じが伝わって少し怖い




これって私が怒らせたの？



｢あの、｣




五条｢あ、ごめんごめん。こっちの話、ところでA明日暇？｣






｢それ暇って言ったら、どうなるんですか？｣





五条｢じゃあ、僕とデートしよう｣






まぁ、嫌って言っても連れてくけど、って悪戯に笑った








無理矢理ならデートじゃないやん、なんて私の心の中のツッコミは五条に届いてない







悲報: 明日、五条先生とデートに行くことになりました。




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