噂の最強は別の意味でも最強

はじまり ページ2

Your side




私だって最初はそりゃあ、こんなんじゃなかった




最強だって、話はあたりまえに聞いていたし、




その術式も、強さだって、わかってる




普段してる目隠し外した姿だって、1度だけ見たことある






五条｢僕、最強だから｣




それは冗談とか、過信とかじゃなくて、




彼は正真正銘の最強で、その戦いを初めて見た時は感動で言葉が何も出てこなかった





これが五条悟、、すごい、、カッコイイって、そう思ったんだけどね






｢わ、私、1年、不二咲 Aです！｣







自分の担任が、五条先生で緊張したけど頑張った挨拶





わぁ、生五条悟だぁぁ！なんて馬鹿みたいに心の中は騒がしかった






けど、私の挨拶に返ってきた言葉は誰も予想なんて出来なかっただろう




五条｢ねぇ、君、僕の恋人にならなない？｣



へ？





ワンモアタイムプリーズ？



五条｢お！いい反応するんねー！｣




ヘラヘラと私の反応を楽しむ、目の前にいるこの人は、本当にあの五条悟なのでしょうか？






もともと、グイグイと来られるとそれが誰であろうと逃げ腰な私





そんな私にとって、五条先生はまさしく、苦手なタイプドストライクだったのだ！





五条｢じゃっ、授業始まるから席につきなねー｣





そう言って、ふらふら手を振って教室から出ていく




さっきのなんだったの？






冗談？さすが、最強。やることが違うな〜ははは






能天気にそんな風に考えていた私はまだ




これからの事なんて見えてない




.

甘いのは苦手→←日常茶飯

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す