告白 ページ6
夏油side
男はそれに驚いたようだ
夏油｢君、女の子に何をしようとしているんだい？｣
男｢、、告白したのにそいつが、、、俺は、ただ｣
夏油｢君はね、断られたんだよ。つまり、負け犬ってこと｣
男｢んだとぉ！｣
男の腕を捻りあげ、背負い投げて地面に叩きつける
男｢いっ、、｣
少し屈んで、地面にうずくまる男の耳元で、自分の中の一番低い声で囁いた
夏油｢さっさと失せろ、猿が｣
すると、ひぃなんて情けない声を出して男はその場から走って逃げていった
ピッピッと、私は制服を後ろから引っ張られる
その犯人は、他の誰でもない A、本人
夏油｢大丈夫だったかい？怪我は？｣
ブンブンと首を横に振る
怪我はしてないようだ
夏油｢無事でよかった。｣
Aの前じゃなかったら
本当に冗談抜きで、男を×(ﾋﾟｰ)しそうだったよ
夏油｢A？、嫌なら断ってくれて構わないんだけれど、｣
｢？｣
夏油｢これから、私に、君を守らせてくれないだろうか？｣
今、私は何を言ってるんだ？自分でもわからない
傍から見れば、告白のようなことをぶちまけている
いいや、これは告白だ
さっき、断られる男を見ていたはずなのに、なんて愚か
自分の発言に後悔をしていると
Aは私の頬に手をあて、少し微笑んだ
｢おねがい、します｣
時間がゆっくりと流れ、自然の音がやけに大きく聞こえるような不思議な感覚に陥る
冷たい、氷の女王なんて誰が言った
Aの頬っぺはほんのり赤く
手は冷たくなんてなく、温かい
これが本当のAの姿なのかもしれない
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葵(プロフ) - すぐぴぃぃぃぃ!!!!!!!!!!ファー↑ちゅき！ (2021年7月4日 0時) (
レス) id: 4534ab9975 (このIDを非表示/違反報告)
りか(プロフ) - さくらんぼさん» コメントありがとうございます！、めちゃ嬉しいです！！こういうほっこり系大好きなんですよね笑 (2021年5月4日 22時) (レス) id: 2af8bea192 (このIDを非表示/違反報告)
さくらんぼ(プロフ) - めちゃめちゃ面白かったです！！夢主ちゃんがとにかくかわいくてかわいくて、、、！夏油と夢主ちゃんの仲の良さにほっこりですね笑 (2021年5月4日 21時) (レス) id: 6f4309b5f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りか
| 作成日時：2021年4月28日 19時
