彼女が｢好き｣と言ってくれません

危機一髪 ページ5

夏油side








さっき悟が言っていた男とはこいつのことか








｢·····｣








男｢俺と付き合ってください｣







｢·····｣








何も答えない、A






見ているとなんだか、男の様子がおかしい









男｢俺、Aさんのことこの世で一番愛してる自信あります。毎日毎日、貴方のこと考えて一人でシたりするんですよ。あれから、何度も連絡してるのに、なんにも返して貰えなくて、俺、つらくて、、｣






｢、っ、やっ、｣





いきなり男はAに詰め寄った






手を取り、くっつこうとさえしている






どこからどう見てもAは嫌がっていたから、私も見ていられなくて、止めに出ていこうとするも








｢わたし、の話をきいてくだ、さい｣









さっきまで、黙っていたAが口を開いた







男｢やっと話してくれた、聞きます。なんですか？｣









｢わたし、あなたと付き合え ないです。｣









｢ ◎$♪✗△●&?#$ ｣






最後に男に発した言葉は、私からの位置じゃ上手く聞き取れなかったが、多分断る上の理由らしきことだろう









男｢何を言っているんですか？｣







｢ごめんな、さい｣







告白を断ったA








これでひいてくれると思ったのだが、男は









男｢許さない、Aさんは俺と共に生きるんです｣







怒りで自分をコントロール出来なくなっていた







ダメな男は先に手が出る







｢や、め、｣





ガシッ






私の天使の顔にフリかざそうとした拳を片手で止める

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