【14】触れるだけの ページ32
夏油side
2つ目は1つ目よりもはるかに可愛いもので、動揺してしまう。
夏油「好き、好きだよ。A、大好き。何度だって、言ってあげるよ。君が鬱陶しいって避けたとしてもやめてなんかあげない。そのくらい好き。だから、今回、君に避けられてつらくて死にそうだった。もう、あんなマネしないでくれ、、」
「ごめん、ね」
夏油「Aには、私の愛は重たすぎるかな?、君のことを困らせたいわけじゃないんだけれど、」
「平気、、私も、同じくらい、すぐるくん、好き、それに、一緒に、持てば、分け合えば重くなんてないでしょ?」
これだから、私は君にハマって、溺れていってしまう。
私の腕の中にいるAを力一杯抱きしめる。
気を付けろ、私。
あまり強くしすぎては折れてしまいそうだ。
「3つ目、すぐるくん、お目目、閉じ て、私が、いいって言う、まで、開けちゃ、ダメ」
抱きしめていた手を緩めて、指示通り、目を瞑る。
何かのサプライズだろうか?いや、私の誕生日はまだ先だ、プレゼントではないであろう、、
視覚を奪われているなか、何が起こるのかの期待にまた、心臓が速くなった。
ちゅっ
唇にふわふわと表現してもいいくらい柔らかい感触
ちゅっ
短く何度も少しだけ唇に触れるそんな優しいキス
無意識に私は目を開けてしまっていた。
「いいって、まだ、言ってない のに、」
夏油「すまない、Aからされるのはあまりないから」
「いや、?」
夏油「それ、わかってて、わざときいているね。嫌なわけないじゃないか、私はずっと君に触れたかったんだよ?」
「、、わたし、のほうが、我慢した、もん」
もんって、そこを張り合うところも可愛い
私が思っていたより、Aは私のことを好きみたいだ。
「ねぇ、、すぐるくん、、から、キス、ちょうだい、」
私の服の胸元部分を少しの力で引っ張り、幼い子供のようにせがむ。
まぁ、せがんでいる内容はまったく幼くは無いが、、
しかも、私へのお願いは3つだったはずなのに、
いつの間にか1つ増えていることAは気づいていないね
だけど、好きな子にそんなおねだりをされれば答えはYES一択だ。
ちゅっ、
そっと、触れるだけのキスを落とす。
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葵(プロフ) - すぐぴぃぃぃぃ!!!!!!!!!!ファー↑ちゅき! (2021年7月4日 0時) (レス) id: 4534ab9975 (このIDを非表示/違反報告)
りか(プロフ) - さくらんぼさん» コメントありがとうございます!、めちゃ嬉しいです!!こういうほっこり系大好きなんですよね笑 (2021年5月4日 22時) (レス) id: 2af8bea192 (このIDを非表示/違反報告)
さくらんぼ(プロフ) - めちゃめちゃ面白かったです!!夢主ちゃんがとにかくかわいくてかわいくて、、、!夏油と夢主ちゃんの仲の良さにほっこりですね笑 (2021年5月4日 21時) (レス) id: 6f4309b5f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りか | 作成日時:2021年4月28日 19時