彼女が｢好き｣と言ってくれません

番外編 1 【記念日】 ページ18

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＊すみません、作者の自己満で番外編を書いてしまいました。


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夏油side


付き合ってもうすぐ半年




夏油｢A？、今日任務1人なんだって？｣



｢そ｣



相変わらず、Aは2人以外の場所では言葉数が少ない






Aをひとりで任務にあたらせるなんて上のやつらはどういう思考をしているのやら




夏油｢頼んで、私も同行しようか？｣




｢へいき｣




夏油｢だけど、｢へいき｣




めずらしく、私の言葉を遮って、Aは拒否した




夏油｢そうか、｣




悟も硝子もいるこの教室で、君は、私の会話を終えれば、自分の机に突っ伏してしまった。




私は、Aに何かしてしまったのかい？




家入｢あらら｣


五条｢Aちゃん、反抗期ったやつ？笑｣


家入｢2人の倦怠期もそろそろだな｣


五条｢もうじゃね？笑｣



夏油｢君たち、少し黙ろうか？｣





真剣に悩んでいる同期を横目に、ふざけてるこいつらとわちゃわちゃしても、Aの体勢は変わらぬまま
顔さえ見えない




本当にもう倦怠期なのかい？



私は、倦怠期が訪れる気配がないほど君が好きでたまらないのに、Aは違うのかな？



少し時間だけ、Aが任務から帰ってきた時再び話しかけた


硝子と廊下を歩く足止めてこちらを振り返る


良かった、話は聞いてくれるみたいだ




夏油｢A、今日の午後なんだけど｣



Aの任務は午前のみで午後はもう何も予定は無いはず、私は、いつものように2人の時間を設けようと考えていた



｢だめ｣



夏油｢え？｣



またまた、私の言葉を最後まで聞かずに返答するA


それに加えて、プイプイと首を横に振れば、まさに、嫌だと言っているしか見えない状況



こんなこと初めてだ





Aに拒絶されている



初めての経験に頭が追いついていっていない私を気にせずに、Aは前を向き直り硝子と歩いて行ってしまった


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