あの頃の気持ち

イライラ ページ27

私「やっと見けた！
　 ねぇ、深瀬くんもう2時間目始まっちゃう
　 よ」



もう、、

一時間目の授業どころじゃなかったよ

ずっと、、なんか、、、

深瀬くんの事を考えてたんだよ
　



「なんでこないんだろう

　 ＿＿＿＿バッグはあるのに」



それしか考えてなかったのに

フツーに屋上で寝っ転がってるって……


私「心配して損した。。」


『はっ？なんだよ、その言い方!!!』


ﾔﾊﾞｯ、心の声漏れてたのかも

　

私「ゴメンって〜…ずっと心配してたんだから…
　 あとさ、昨日の夜はお母さんが
　 急に変なこと言ってゴメンね、」


『お前に心配される筋合いないし
　それに、本当昨日は意味わかんなかったし』


私「ちょ、何をイライラしてんの？」


『イライラなんてしてねぇし
　もう大丈夫だから、Aまでサボりになる から。
　早く行けよ。』


私「私なら、大丈夫だから」


『俺だって大丈夫だから…………
　早く行けよ！！！！』


私「なんなの？もう良いし、じゃあね!!!」


ﾊﾞﾀﾝ！

いつもより力をいれてドアを閉めた



私は……心配しただけなのに…………


ねぇ、これはケンカなの？

だとしたら、早く仲直りしないと。



　

〜深瀬side

おい、俺はなんでイライラしてるんだ？

Aには、イライラなんてしてないって
言ったけど、あんなの嘘だ

このモヤモヤ感はなんだ？


あいつの事を居候させてもらってる
家の人だって思ったばっかりなのに。


もっと、俺を心配してほしいって
思ってしまった自分にイラついてんのかな


そうなのかな、、、

噂から始まった争い→←深瀬side

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