検索窓
今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:9,037 hit

深瀬side ページ26

俺珍しく早く起きた。


ガチャ

隣の部屋のドアを開けると

Aはまだ寝ている。



 
『あっ、、先に学校行ってみようかな』


急に思った


白いブラウス、紺色のズボンを履き、
靴下も履いた。


そして、一階へ

降りると、お母さんはもう起きていた


母「あら、もう学校行くの?早いわね〜」


『俺、どちらからというと遅刻する派なんで
 こういうときぐらいは、、と思って…』


母「あら、そうなの?
  じゃあ、行ってらっしゃい^^」







学校へ着くとまだ誰もいない静かな部屋だった

新鮮な空気を大きく吸う


『なかなか、こんなこと出来ないな……』



俺は、
今じゃなきゃ出来ないことをしようと思い
階をひとつ上がった。


そこは、誰もいない教室よりもっと新鮮な空気があるところ



『屋上』という名の、一つの部屋だ



そこで考え事をした


昨日の夜の事。




母「だって、Aちゃん小さい頃慧くんの
  こと、大好きだったもんね〜」

 


びっくりした。




けれども、


_実は……俺も好きだった__


なんて言える雰囲気ではなく…

Aもなぜか怒り気味だったな…



でも、ただ素直に嬉しかった。


けど、そんなのも、もう昔のことだと



[前みたいにあんな近い場所にいたら
  いけないよ。]



自分から自分にいう

俺なんかが近くにいたら相手に失礼だし



なにより、もうお互いがお互いを

必要としていない



俺は、居候人

Aは、その家の人



それ以上の関係には、


ならないし

なれないし

なる必要もない

 

そう思っていた。



 

すると、突然




 
「やっと見つけた!」

イライラ→←別々の登校



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (9 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
17人がお気に入り
設定タグ:セカオワ , 深瀬   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

おゆも(プロフ) - なぁさん» それなです、、、更新お願いします! (2020年8月16日 22時) (レス) id: eed2af6815 (このIDを非表示/違反報告)
なぁ(プロフ) - え!これで完結ですか!? (2016年11月30日 16時) (レス) id: ee27a131ba (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - Fukazakiさん» どんな意味だよぉぉぉぉ!え、なになになに!?← (2016年8月2日 22時) (レス) id: dfd6875ab2 (このIDを非表示/違反報告)
Fukazaki(プロフ) - そなの。w  …まぢ、いちごの事尊敬し始めたわ。笑  いろんな意味で。笑 (2016年8月2日 22時) (レス) id: e4c8837424 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - Fukazakiさん» あ、小説デビューした! 深瀬のことベタ褒めしてるw (2016年8月2日 17時) (レス) id: dfd6875ab2 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:fukazaki | 作成日時:2016年8月1日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。