あの頃の気持ち

別々の登校 ページ25

私「お母さん！おはよ！深瀬くんは!?」

母「もう、とっくのとうに出たわよ」


走らな、間に合わんや！


私「いってきますｯｯ」


ﾊｯｰﾊｯｰ
間に合うかな。。





　









＿＿＿＿＿学校には無事についた


けど、髪の毛ボサボサやん！
　


ｶﾞﾗｶﾞﾗ

ドアを開けると、
彩織となかじんが心配そうな顔で
私の机の前にたっていた。


さ.な「きたー！」

私「おはよー」

さ「心配したんだよ？」

私「ごめんねー。。」


私は、彩織に抱きつき

彩織は、私の髪の毛をとかしてくれた。


私「あっ、そういえば深瀬くんはなんで一緒 じゃないの？」


なかじんの表情が少し曇る


な「……まだ今日は会ってないんだ、、
　 でも、学校には来てると思うよ。
　 バックがあるし」


私「ふーん。。」

さ「あっ、私は会ったよ！
　 屋上とか言ってるんじゃない？
　
　 …で、会った時に言ってたんだけど
　 昨日の帰り大変だったんだって？
　
　 私も助けられなくて、、ごめん。」


私「大丈夫だよ！深瀬くんが…助けてくれた し…」


な「そうだったんだ。やっぱ…」


私「やっぱって？」


さ「…ん？
　 あーね、昨日Aと別れたあと深瀬が
　 『やっぱ、心配だし戻るわ』
　 って、一人で走って戻っちゃったの」

　
！！！

だから、、息切れてたんだ



『嬉しい』

という言葉しか頭に浮かばなくなる

　


♪キーンコーンカーンコーン

すると、チャイムがなってしまった


私「じゃあ、また後でね」
　

二人が自分の席に戻るかと思うと、
彩織が急に振り向いた


さ「あとで話したいことある！！」


私「う…うん笑」

　


話ってなんだろうなぁ

……深瀬くんはどこにいるかな？いま…


HRなんて聞かずにそれしか考えてなかった

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