【ナカノヒトゲノム-実況中-】師匠を追いかけます (ページ4)

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実況中2 ページ4

目を開けたらそこは森だった

んーとても気持ちいい
爽やかな風、木の匂い、青い空、そして大きなパンダ…

パンダ！？！？！？

その瞬間私は勢いよく起き上がった。
服はパジャマから外国の探偵の助手みたいな服になっていた。

A｢いや、ここどこだよ！！｣

｢おはようございます。A様｣

うーん変質者がいる。いや、もしかしてこの人

A｢……ディズ〇ーの新キャラ？？｣

｢ここは夢の国ではございませんよ。｣

違うんかい。

A｢じゃあ誰ですか？｣

｢はじめまして。ワタクシ『ナカノヒトゲノム』監視役13番街担当パカと申します｣

A｢あの、お迎えってこの事だったんですか？｣

パカ｢左様でございます｣

A｢じゃあ師匠も！！…じゃなくて駆堂アンヤくんもいますか！？｣

パカ｢はい、駆堂様は１週間ほど前にお迎えにあがりました｣

A｢よかったぁぁぁぁぁぁぁぁぁ｣

師匠がここにいるってわかった途端なんか達成感がでてきてまた寝転がった。

パカ｢A様は駆堂様とお知り合いで？｣

A｢はい！駆堂アンヤくんは私の恩人なんです！！｣

パカ｢といいますと？｣

A｢ある日私が妹のお弁当と間違えて学校に持って行ってしまった時お弁当の中には大嫌いなトマトが入っていてそれを食べてもらったんです…！！！｣

パカ｢駆堂様…！そのような優しい一面があったのですね……！｣

まぁ、師匠のピーマンは私が食べるっていう交換条件だったんだけどね

A｢それからなんか、格闘ゲーム？とかいろいろ教えてもらったりして師匠って呼んでいるんです｣

パカ｢駆堂様にお友達がいらっしゃって良かったです｣

パカさんめっちゃ失礼！

パカ｢それではA様、駆堂様がお待ちですので行きましょうか｣

A｢え！？師匠私が来るの知ってるんですか！？｣

パカ｢駆堂様と言うよりも皆様と言った方がよろしいでしょうかね。今日は転校生が来るとお伝えしております。｣

A｢転校生って…｣

転校生は取り敢えず苦笑いで流しとこ。
あぁーでもそういえば師匠が消えた日と同じ日に伊奈葉さんって人もいなくなったって新聞に書いてたな

パカ｢行くまでに少々時間がかかりますのでその間にこのゲームの説明をさせていただきます｣

A｢あの、一つ二つお願いごと聞いていただけませんかね？｣

パカ｢なんでしょうか？｣