love sound…3 ページ5
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いつもの時間に登校すると、珍しく早く来ていたハルちゃんがとびかかって来た。
「おはよーA！」
「は、ハルちゃん、ちょっと苦しい…」
ハルちゃんは「ごめんごめん」と私を放した。
なんだか今日はご機嫌だなあ、なんて思っていると。
「ね、A、昨日塾だったでしょ？！ どう、何か進展した？！」
「！？」
い、いきなりすぎる。
昨日あんなこと(って言っても少し話しただけ)があったばかりだから、つい意識してしまう。
「あら奥サマ、顔が真っ赤ざますぅ〜」
「もう、冷やかさないで！」
私がそう言うと、ハルちゃんは真剣な顔で、「否定しないんだ？」と言った。
言葉に詰まり、ますます顔が赤くなる。
「Aにも、ついに春が来たか〜
蘭ちゃんにこのこと言ったら、告白に来てくれるかな」
「も、もう！」
「あはは、冗談だよ、冗談」
ハルちゃんは「このことは二人だけの秘密」と約束してくれた。
二人で指切りしたあと、私は思い切って昨日のことを話してみた。
「Aにしては頑張ったほうだね。蘭ちゃん、わざとぶつかって話したかったんじゃない？」
「そ、そんなわけないでしょ！ 霧野くん、私のこと知らないし…」
私がうつむくと、ハルちゃんがにやり、と笑った。
「蘭ちゃんに、葉月Aって知ってる？ ってメール、昨日送ったら、
知ってるけど。お前と同じクラスだろ？ 今日、少しだけ話したって返ってきたんだよ！」
「ええ？！」
霧野くんが、昨日のことを覚えていた。
あんな少ししか、話さなかったのに。
「メアド教えようか？ Aからメール来たら、蘭ちゃんきっと喜ぶよ」
「そ、そんなの無理！」
…と、そのとき。
「なんか騒がしいと思ったら、やっぱハルか」
「あ、蘭ちゃん」
その人が現れました。
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にょあ(プロフ) - 桜星さん» 返信遅くなってしまい、本当にすみません！m(＿)m読みやすい文が書けていたなら嬉しいです^^これからも頑張ります！ (2015年2月27日 22時) (
レス) id: 1ca1660501 (このIDを非表示/違反報告)
桜星(プロフ) - コメント失礼します.完結おめでとうございます!文才良くて,とても読みやすくて憧れます!!これからも頑張ってくださいo(・`д・´o)応援してます*´ω｀* (2014年9月22日 23時) (レス) id: df347f46cb (このIDを非表示/違反報告)
にょあ(プロフ) - ＩＡチョコさん» たくさん悩んで書いたので、そう言ってもらえるととっても嬉しいです(o^^o)コメントありがとうございました！！ (2014年8月28日 16時) (レス) id: 1ca1660501 (このIDを非表示/違反報告)
ＩＡチョコ - スッゴく感動しました（泣） (2014年8月28日 16時) (レス) id: 2aa9f99acc (このIDを非表示/違反報告)
柚樹@アキちゃん廃。小さなラベンダー←(プロフ) - にょあさん» 行きます行きます！！俺もあんまり現れないかもですがwwwww(( (2014年8月25日 23時) (レス) id: 8824f7f364 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にょあ | 作成日時：2014年4月13日 23時
