第33話 ページ34
今ね、これ以上無いくらい幸せなんだ...
だからね、...ありがとう。
そう言うと森さんは目に見えて驚いた顔をした。
その後目を細め私に向かって微笑んでくれた。
森さんが部屋から出たあと、貰った写真を見る。
そこには、ケーキを頬張ってる治くんが写っていた。
これが私が初めて撮った写真。
傷がつかないようにそっと、一緒に貰ったアルバムに入れる。
カメラと一緒に貰ったアルバム。これから沢山写真を撮って、このアルバムに入れていく。
だんだん埋まっていくとこを想像すると嬉しくなる。
治くんと撮った写真も入れたい...
治くんと一緒に写る何気ない風景や、仕草。そういうのも絵になるんだろうなぁ...
『ふふ...このアルバム、治くんでいっぱいに出来たらいいな...』
そんな事を考えながら眠りについた。
久しぶりに外に出て疲れていたのかいつもより早く眠りに入ることができた。
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時は過ぎ、
私はお手伝いとして、たまに森さんから頼まれたことをしてる。
ある時は書類整理、ある時は情報収集。
情報収集と言ってもハッキングして相手の情報を抜き取るだけだ。
あれから2年が経ち、私は常識的な事、それとマフィアに必要な事を学んだ。
今では色々な銃の種類や、ナイフ、体術もそこそこ。
もちろん異能の制御もできるようになった。
情報を聞く時などは常に発動してる。
相手が何を考えてるのか、嘘はついていないか。
あと、戦闘の時も使うよう言われた。
常に相手の考えてることを読み取り、先手をとる。
森さんから教えて貰った。
だが、まだ私はちゃんとした構成員では無い。治くんもそうだ。
どうして構成員にしないのかは分からないが森さんの事だ何か考えがあるのだろう。
首領も私達が構成員では無いことに大して何も言ってこない。
まだその時では無いのだろう。
いつも通り窓を開け、服に着替える。
その後自分で入れたコーヒーを飲む。
最近、コーヒーが好きになった。
前、森さんと治くんと、後、森さんの異能だというエリスちゃんと一緒にケーキバイキングに行った時にケーキが甘すぎて治くんの飲んでるコーヒー(ブラック)を飲んで、それから好きになった。
コーヒーを飲み終わり、自分の手帳を開く。これには色々な予定やあった事などを書いている。
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氷翠(プロフ) - ゆんゆんさん» ありがとうございます!!はい!ちょっと今忙しくて、、余裕が出来たら更新します!気に入って頂けて嬉しいです!! (2019年7月8日 18時) (レス) id: 20ceb8a33c (このIDを非表示/違反報告)
ゆんゆん(プロフ) - 好きです!!ゆっくりでいいので頑張ってください! (2019年7月8日 14時) (レス) id: 924108a693 (このIDを非表示/違反報告)
氷翠(プロフ) - 美雲さん» ありがとうございます!頑張ります! (2019年7月7日 21時) (レス) id: 20ceb8a33c (このIDを非表示/違反報告)
美雲 - 続き楽しみにしてます。頑張ってください。 (2019年7月7日 20時) (レス) id: 0e776977f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:氷翠 | 作成日時:2019年7月3日 21時