Snowから始まる恋 2

#54 ページ4

「明日はさすがにお休み？」



『うん、元々入っててんけどマネージャーさんが俺らの出し切った感を見てずらしてくれた、笑』



「ふふっ、ならよかった〜｣



『あっかん、体は疲れてるけどライブのテンション抜けて無さすぎてめちゃめちゃ元気やわ』



「思ってんそれ！疲れてるって言う割に声がいつも以上に元気やから」


『いつもそうやねん、ほんでメンバーにうるさいって言われる。ちょっとコンビニでも行ってクールダウンしよっかな』



「…一緒に行こかな〜」





特にコンビニに用はなかったけど、なんか康二くんに会いたくてそんなことを思わず言ってしまった。





「あっ、うそうそ！女の子と外歩くとかあんまりよろしくないよ…『ほんまに！？やった！！』｣





言ってみたもののジャニーズだし、夜とはいえ2人で外歩くとかあんまりよくないのかなって、しかも会いたいの自分だけちゃうかなって思って撤回しようとしたら、




割と食い気味に行こって言ってきた康二くん。




…やった。康二くんに会える





『俺いつでも出れるけどAちゃんいける？？』





…はっ！お風呂入ったからスッピンやん！





「ちょっと待ってな！着替えるから、5分後に下で！｣



「わかった！外寒いから暖かくしてきてな」





ダッシュでとりあえず眉毛と薄くリップだけ塗ってたらもう5分になりそうだったので、ちょっとお気に入りのパーカーをかぶって下に降りる。

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