Snowから始まる恋 (ページ29)

今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:40,427 hit

#30 ページ29

ご飯も終わり、ひと通り片付けをしてそれぞれお風呂に順番に入った。

深「女の子達先に入ってきなー」

「ありがと！じゃあお先に～」

別荘なだけあって、お風呂も小さい温泉みたいに広く2人で入ることに。

湯船に浸かりながら、女子トークタイム。

優「…で、どうなの？」

「どうなのって何が」

優「康二くんじゃん！なんか2人ですっかり仲良くなっちゃって」

「いやいや、そんなんちゃうし
ほら、前に一回会ったことあったし、関西人やしさ」

優「…ふーん。まあいいけど彼氏作んないの？」

「作ろうと思って出来てるぐらいならもういますー」

『…A紹介してって割と言われるんだけどね』

「けど、そういうの一回も言って来ないってことはそういうことでしょ？」

変に絡まれるのダルいし、そういうので紹介されても絶対好きにならへん気しかしやんし

わたしがめんどくさいってなるのわかってて、優菜は一切そういうのしてきたことがない。

優菜のそういう所が好きなんよな～

「そういう優菜はどうなん、めめとかかっこいいやん」

優「私、顔じゃ選ばないから。しかもフリーのダンサーでしょ？
絶対なし、安定が一番」

ばっさりと言い切る優菜

優「だし、普通に怖くない？
私たちより全然年上なのに、こんな大学生と一緒に遊ぶ？

翔太達がふっかさんに懐かなかったら絶対仲良くなんてなってないからね」

確かに、言われてみればそんな気もする。

「でも、泊まっていいよって優菜から言い出してる時点でそんな思ってないやろ」

優「さすがA～、そうなのよ。
この人達なら良いかなって思っちゃったんだよね～」

人見知りって訳じゃないけど、心開くまでに割と時間がかかるタイプの優菜が一緒にお泊まりまで許しちゃうって事は相当なこと。

「これも何かの縁ってことちゃう？
楽しいから結果オーライよ」

優「まぁ、Aがいてくれれば楽しいから何でもいいんだけどね！」

「え、何それ、好き！
うちも優菜と一緒におれて最高に幸せやで！」

裸で抱き合って、何これってなって爆笑する

やっぱり優菜は最高！