Snowから始まる恋 (ページ24)

今日:7 hit、昨日:8 hit、合計:40,437 hit

#25 ページ24

別荘に向かう途中、夜ご飯の食材を調達しにスーパーに寄る。

海「俺ら焼肉する予定だったんすよ
ホットプレートあるらしくて」

深「え！そうなの！最高じゃん！
俺らいい奴らに拾ってもらってよかったな～」

『ほんまにやで。どうする？朝起きたら誰もおらんくて金品全部取られてたら』

深「うーん、寝床提供してもらったからお代としてくれてやる」

『みんな、ふっかさんの金品は全部取ってもいいらしいで！』

翔「了解っ！じゃあ、俺ピアスにしよ」

海「じゃあ、俺財布で」

優「えー、じゃあ私そのバングルにしよ」

「私、ネックレスあたりにしとかな」

『じゃあー、俺靴で！！』

目「俺、トレーナーで」

深「おおい！やめろやめろ！
しかも康二とめめは関係ないでしょうが！」

うちら団体芸まで完成しちゃってる。笑

深「でも、ここはお兄さんが払ってあげるから好きな物いれな！！！！」

全員「いぇーい！やったー！」

全員、遠慮なく欲しいものをばんばん入れていく。

深「お前ら、遠慮って言葉知らねぇのな…」

…なんか聞こえた気もするけど、無視しとこ

7人分の食料と、飲み物(お酒)を買い車内に戻る。

『Aちゃん、荷物持つで』

「大丈夫やのに、なんかすみません、」

ひょいっと私が持っていた荷物をもらって行く康二くん。

『ありがとうでええんやで』

クスッと笑ってそんな事をさらっと言ってしまう康二くんはやっぱりスマートだ。

·

別荘に着き、荷物を広げる。

深「…お前ら、酒買いすぎじゃね？」

袋から、出てくる出てくる、缶の山。

翔「だって、大学生だもん」

海「旅行だし」

優「うちら、いつもこんなもんよ？」

目「たまには俺らも大学生しようよ」

『みんな酒豪なん？』

「んー、割と。笑
皆さん、あんまり飲まないですか？」

聞いてみると、目黒さんと康二くんが顔を見合わせて

目「…ふっかさんだけあんま強くないんだよねー」

ぎくっとした顔のふっかさん。

『俺とめめはそこそこ飲めるねんけどなぁ』

深「うっせぇ！俺も飲めるし！
今日は飲むぞー！！」

煽られてすぐ乗るふっかさん。

めちゃめちゃチョロいやん！笑