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結局あの後は夜までぐったりしてて、
体調はあまり良くならなかった。
頭痛は何とか治まったものの、
生理痛は容赦なく俺の身体を襲う。
何も食べられないのは勿論、
動く事すらままならない。
あーあ、また北斗に余計な心配かけちゃうな。
今は仕事で忙しい時期なのに。
こんな事で心配かけさせてる場合じゃないのに。
それに明日は午後から歌番組の収録が入ってる。明日披露する曲は、結構ダンスが激しい曲だから、きっと身体に負荷がかかるだろう。
どうか、メンバーに迷惑かけずに済みますように。
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「大我どうしたの？動き鈍いけど。」
「えっ？ああ、ごめん。」
「それに、さっきの振り付けもワンテンポ遅れてた。⋯大丈夫？」
「うん、大丈夫大丈夫！」
必死の作り笑いで誤魔化したけど、
身体は言う事を聞いてくれない。
下腹部がズキズキと痛む。
激しく動いてるせいか、頭もクラクラする。
1回どこかで休憩はさんでもらわないと
多分俺の身体はもたない。
「きょもまた間違えてる、そこは⋯」
何だか、ふわふわする。
目の前が真っ暗になって何にも見えない。
バタンッ
そう聞こえたような気がした。
「大我っ！！」
「きょもっ！しっかりして！⋯きょもっ！」
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作者名：まつむら | 作成日時：2019年10月5日 11時
