刀よりもスマホが欲しいのですが。【鬼滅の刃】

38.十二鬼月とは ページ41

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『あ、あの…？私はどうすれば…』


なんだこれ、なんで私はここに呼ばれたんだろう。



「今日はAに聞きたいことがあって呼んだんだ。そしてその前に謝りたい。

すまなかったねA。まだ階級が低いのにも関わらず十二鬼月の元へ任務に行かせてしまった。
もう少し考えてから行動させるべきだったよ」

御館様は申し訳なさそうに謝る。

『滅相も御座いません、私が弱いから直ぐにやられたんです。ですのでお願いですから謝らないでください。それで、聞きたいこととは？』

なれない敬語を使いつつも御館様に失礼のない様に私は答える。
お願いだよ早く終わってこの時間。
怖いし痛いし失神しそう！！


「Aが会った鬼についてだよ。
目に数字が浮かんでいただろう？なんて書かれていなのかな？」

目に数字？柚葉さんの妹さんに？
そう言えば、数字があったな。確か…

『上弦の漆…だった気がします』

私が答えると御館様は考えるような顔をしていた。
御館様曰くその鬼は十二鬼月と言うらしく、鬼を生み出す鬼舞辻無惨が作り上げた上位階級の鬼たちのことだとか。

その中でも私が出会ったのは上弦・下弦の鬼のうち最も強い方の上弦の鬼というものらしい。


ってか十三体いるなら実質十三鬼月じゃね？？？

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