刀よりもスマホが欲しいのですが。【鬼滅の刃】

22．血鬼術 ページ24

．

「うるさいと思って来てみたらなんだぁ。
美味そうな人間じゃねぇかァ！！二匹もいるぜうひひっ喰ってやらァ！！！」


ですよね！！？！来ましたよやっぱり鬼が！！！夜だからね！！


『嘴平くんっ！！？！鬼だね？？？』

「あァ？？そんなの見りゃわかんだろ！」

何時見ても怖い。鬼怖い！！！

私が無理無理無理！！と叫んでいるうちに、嘴平くんがもう鬼を倒してしまっていた。


『ハァ！！？！倒しちゃったじゃん！この任務嘴平くん一人で十分だったじゃん！！共同任務の意味！！嘴平くん凄い！！！』


「違ウノッ！コノ鬼ハ本体ジャナイノッ！」

鴉ちゃんが突然出てきて私をビビらせる。


『鴉ちゃん！！出てくるなら出てくるって言って！！』


「おい、秋元太郎！！後ろだ！！」

突然嘴平くんが叫ぶ

『誰それ！！？！秋月だから！！！秋月A！！』

そう言い返しながら後ろを振り向くと、さっき嘴平くんが倒したはずの鬼が私に襲いかかってきた。

『あっっぶない！！』


＿＿＿＿全集中・時の呼吸 肆ノ型


＿＿＿炎昼


この型は鬼の精神に強い影響を及ぼす技。
連続でこの型は出せないが一発で仕留めたい時に有効だ。

だがどうやらこれも本体ではないらしい。
今回の鬼は分身する血鬼術を使った鬼だ。
本体が死なない限り分身がどんどん出てくるのでとても厄介だ。

どうしようかと頭をフル回転させていると、嘴平くんの死角を狙い鬼が嘴平くんに襲いかかろうとしている。


さっき助けて貰ったし、今度は私が倒さないと


＿＿全集中・時の呼吸 壱ノ型


＿＿＿露の間


一瞬で鬼の分身を仕留め、嘴平くんの安否を確認する。


『嘴平くん、大丈夫！！？！』

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