秘国の女王（暁のヨナ） (ページ9)

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弟９話リナの正体ページ9

スウォンは、じっと龍明国の港を見つめている。

ジュド)陛下？

スウォンは反応しない、周りのどよめきが高まる。
しかしそのどよめきを遮るように少女の声が聞こえてくる。迫力がある優しい声が皆の頭に響く、

リナ)我が名は、リナ。龍明国を納めし王である。
高華国の王、スウォンよ、よく参った。
我々龍明国は貴方を歓迎…する。

リナが女王であることに驚きながらも、
リナの上からの態度に驚きながらも、
龍明国が好意的だということに安心している。
今ここで争いがある起きれば、大空を飛ぶ奇妙な力を持つ少女と戦わなければならないからだ。
しかし、誰もまだ気づいていないリナ言葉の妙な間の意味を、そしてリナの力の真意を、、