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第5話 ページ5

スウォン)あなたは何者ですか?

スウォンが尋ねる。リナの顔はフードで見えていない。この時、リナはどんな顔をしていたのだろうか。
リナが口を開く、

リナ)あはははは、私は何者なんでしょうかね。リナとしか言いようがありませんねw

スウォンはリナのごまかしようにあやしいと感じたのか、問い詰めようとする。

スウォン)何者というのは、そういうことでは無くてっ、、

スウォンが言葉を途中で切る。リナがまた殺気を放ってスウォンを威嚇したからだ。ジュドとグンテ両将軍は、リナを警戒する。リナは口を開く、

リナ)私の正体など、どうでもいいではありませんか。もうすぐ龍明国ですよ。ほら見えてきました。

スウォン)どこですか?

スウォンはリナの正体に付いて詮索するのを止めた。ジュドとグンテもその意向に従い口を出さない。スウォンは何をその笑顔の中で、考えているのだろうか?
まだ誰もわからない。

スウォン)あれが龍明国なんですか?
聞いていた所とはかなり違いますね。

高華国では龍明国は、秘国と呼ばれ、荒れていて統治もしっかりされていない野蛮な民族が住む国といわれている。しかし、スウォン達が見たのは、整備された町だった。中央には、火龍城にも負けない紅く、圧倒的な存在感を放つ城がそびえ立っている。

スウォン)あの城の名はなんというのですか?

リナ)火龍城です。

スウォンは驚く。高華国の城と同じ名だったからだ。なぜ、龍明国の城が火龍城なのだろうか?

スウォン)何故、火龍城というのですか?

スウォンが尋ねる。

第6話 謎の少女の謎の行動→←第4話 高華国王の威厳



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作者名:ヨナ | 作成日時:2015年11月23日 11時

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