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_缶詰 ページ18
。
僕の心臓が煩くなる。
同時に体力も減っていく。
「…私は他の奴らとは違う。」
「そうだ。これをあげよう。」
男は懐から缶詰を取り出し、開けて足元に置いた。
魚だ。
お腹は空いている。でも今出るわけには行かないから男が帰ってからにしよう。
ー
「日が暮れてきた。私は帰るよ。」
空はは淡い橙色に差し掛かって、手前の湖は赤く光っている。
男はベンチから席を立って僕に別れを告げた。
やった。やっと帰った。
僕は男が去ったのを確認すると缶にかぶりつく。
やっぱり返ってお母さんと一緒に食べよう。
僕は缶を咥えながら、家に向かった。
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白の悪魔(プロフ) - 名無しのじんべぇさん» ご愛読ありがとうございます。励みになりました。頑張ります。 (2018年3月18日 1時) (
レス) id: 468f3e0f33 (このIDを非表示/違反報告)
名無しのじんべぇ - 素敵な作品ですね。世界観に惚れました。最新頑張って下さい！ (2018年3月18日 1時) (レス) id: acea8b00f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白の悪魔 | 作成日時：2018年3月17日 2時
