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貴女side
9時40分
『はっや……』
……まさかの集合20分前
昨日からよく眠れなくて、朝3時とかに起きて
服とかめっちゃ迷って、
化粧もするか悩んで
たかだかバッグや靴にも迷って
もう朝からおかしい
結局いつもは履かないスカートなんか来て、
丈もいつもより短くて
化粧も薄くしてしまって……
髪もちょっとだけ巻いてきてしまった
出久くんに気づかれないだろうか。なんて
もうそれは何処かのお話みたいなこと考えています
「なぁ姉ちゃん」
9時50分
まだ10分もある
「おい、聞こえてんだろ？」
やっぱり早く来すぎたかな……
「おい！？」
さっきから横で煩かったおじさんに腕を捕まれる
『……なんですか？』
煩さいなぁ……出久くんが来にくくなるじゃないか
「いやぁ〜俺たちと遊ばない？暇でしょ？」
『ごめんなさい、今待ち合わせ中なので…… 暇じゃないです』
……出久くんのこと考えるので精一杯なので
「えー？いいじゃん！遊ぼ？」
『あの、だから……』
そろそろ本気でうざくなってきたので追い払おうとすると
「あの！」
『出久くん……！？』
大好きな声が、人が、割り込んだ
「行こう」
出久くんに腕を掴まれ、引っ張られる
『出、久くん！？』
「ごめんAちゃん！』
そのまま猛ダッシュで走る
「もうここまで来たらいいか……」
『ゲホッ……はぁっ、ばぁっ……』
「うわああああ！！？、ごめんAちゃん、大丈夫！？」
本当に全力ダッシュで来たので、酸素が、足りない
喉から鉄の味がする........
『だ、い、じょ……、ぶ……』
「全然大丈夫じゃないよね！？
ごめん！！？」
やっぱりヒーロ科の人は凄い
私は息切れして、死にそうなのに
出久くんは顔色一つ変えない
『……もう大丈夫、ありがとう』
「ごめんね……僕がおくれて……」
現在時刻10時00分
『丁度ぴったしだよ。
……行こ？』
「うん
その……」
『？』
「……か、わいい、ね……
すごく……」
真っ赤な顔で、そう言われて
『……あ、りがとう……！！』
疲れも、何もかもふっとんだ
その一言が、言われたかった
「髪型も違うんだね........そ、その
凄……く可愛い……」
『……！！あ、ありがとうございます』
髪型とか、走ってきたから凄いぐちゃぐちゃなのに
お世辞でも、顔が紅くなって
出久くんの顔が見れなくなった
〜〜
評価お願いします……！！
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ユイ - 頑張ってください！面白いです！応援してます！ (2019年8月8日 17時) (
レス) id: 773293b4d7 (このIDを非表示/違反報告)
ピン - 好きです、、、無理をなさらない程度に更新頑張ってください！！ (2019年5月8日 7時) (レス) id: 9bcfcfc66f (このIDを非表示/違反報告)
木乃狐@(プロフ) - ストレートティーさん» うわあああありがとうございます！！！！！キャラの力ですね笑笑少しでも更新をはやく出来るよう頑張りたいです笑笑 (2019年4月23日 17時) (レス) id: fb2ef89ad8 (このIDを非表示/違反報告)
ストレートティー(プロフ) - 可愛い…可愛すぎる…更新…楽しみにお待ちしてます……( ﾟ∀ﾟ):∵ｸﾞﾊｯ!! (2019年4月22日 23時) (レス) id: 0d7f6ee986 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木乃狐@ | 作成日時：2019年3月30日 0時
