【ヒプマイ】ハマの王様に気に入られました。【碧棺左馬刻】part3

第98話 ページ19

『あの、ここって？』


「んー楽しいとこ♡」


楽しいならいいかと建物に入ろうとすると



「おいおい、随分楽しそうだなぁ？俺様も混ぜろや。」


聞き覚えのある声にグイッと肩を抱きよせられれば、乱数との距離は離れ、その声の主と目線が合い一瞬で背筋が凍りつく。


『さ、左馬刻さん、、、』


「後でたっぷり話を聞かせてもらおうか？Aチャン？」


目が笑ってない。


「ンで、乱数ぁこれはどういうつもりだ？あ゛ぁ？」


「だって〜Aと少しお話したかったんだもん♡"」


「話すだけならこんなとこ入らなくてもいいだろが。」


『あの、ここって？』


「あ゛ぁ？お前まさか知らずに((「ラ・ブ・ホ・だよ〜♡」


『えぇ？！』


驚く私に呆れる左馬刻さんそして笑顔な乱数。


「僕、Aの事気に入っちゃった♡」



『え？！』

「…っ！」


再び驚く私の肩に置かれてる左馬刻さんの手に力が入った。



「ふざけんな。コイツは俺様のだ。二度とコイツに近づくな。…行くぞ」



「Aまた連絡するね♪」




乱数さんこの状況でそんな事が言えるの貴方だけです。

苦笑いを浮かべ内心ハラハラしていると




左馬刻さんはそれを無視して、近くに停めてあった車の後部座席に私を押し詰めるように乗せる。


「乱数ぁ、次はねぇぞ。」


と左馬刻さんが車に乗り込むと


舎弟さんに指示を出し車を発進させた。

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