第96話 ページ17
今日は乱数さんとの約束の日。
ちなみに左馬刻さんには女友達と遊ぶと嘘をついた
左馬刻さんはまだ寝てたから、手紙を書いてテーブルの上に朝ごはんと共に置いてきた。
待ち合わせ場所についても、思った以上に人が多く、小柄な彼をなかなか見つけられずキョロキョロしてると
「あ！Aお姉さん♪こっちこっち〜」
『すみません、お待たせしました！』
「ううん、僕も今来たところ！じゃあ行こっか♪」
街を歩いて乱数さんおすすめのカフェに連れて行ってもらい、そこで改めて自己紹介。
『へぇ、乱数さんはシブヤ代表でありながらデザイナーとしても活躍されてるんですね！すごい…！』
「お姉さん本当に何も知らないんだね〜♪」
『すみません…』
「ううん♪大丈夫だよっ♪ところでお姉さん！その『乱数さん』って呼び方変えない？僕のことは乱数って呼んでよ」
『乱数…？』
「そう！僕のことはそう呼んで？じゃあ次行こうか！」
呼び方が決まった所で店を出ると
「あ、乱数く〜ん♡また遊ぼうね♡」
「乱数ちゃんこっち向いて〜♡」
とファンの子達がたくさん声かけてくる、それに乱数が1個1個しっかりと応えていくので黄色い声が上がっていた。
ファンサの邪魔にならないように少し距離をとりながら横を歩くが
その距離を詰めるように乱数もこちらに近寄る。
すると、私の手をとり恋人繋ぎとなった手をお姉さん達に見せ
「ごめんね〜今日はこのお姉さんとデートだからまた今度遊ぼうね♡」
と言えば、お姉さん達は素直に頷き、その後、乱数に声かける人は減った
『いいんですか？』
「いーのいーの！今日はAとのデートだもん」
『デートって…今日は左馬刻さんの事いろいろ教えてくれるって話でしたよね？』
「えー？そんなこと言ったけ？」
『言いましたよ！だから今日会う約束を…！教えてくれないなら帰ります』
「えー！ヤダヤダ！ちゃんと左馬刻のこと教えるあげるからー！ね？帰るとか言われたら僕悲しい！えーん( ´^`° )」
嘘泣きだとわかるけどここで泣かれるとお姉さん達の目が痛いほど突き刺さる。
『泣かないでくださいよっ…わかりました！まだ帰らないのでちゃんと教えてくださいね！』
「うん♪じゃあこっち行こう！」
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りーの(プロフ) - 眠井さんさん» お返事遅くなり申し訳ありません。 ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2020年10月11日 1時) (
レス) id: b01a3765cb (このIDを非表示/違反報告)
眠井さん(プロフ) - 更新頑張ってください (2020年4月10日 1時) (レス) id: 572cac2bfb (このIDを非表示/違反報告)
りーの(プロフ) - ユッパさん» はじめまして！ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2019年11月8日 1時) (レス) id: b01a3765cb (このIDを非表示/違反報告)
ユッパ - はじめまして、ユッパです。はじめから、読ませていただきました。本当に、面白いです。更新、頑張ってください。待ってます。 (2019年10月17日 23時) (レス) id: 707a9255af (このIDを非表示/違反報告)
りーの(プロフ) - あささん» ありがとうございます！！更新遅いですがこれからもよろしくお願いします！ (2019年10月5日 13時) (レス) id: b01a3765cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りーの | 作成日時：2019年8月1日 22時
