六つ子の幼馴染みは歌い手でした。【おそ松さん×歌い手】

30話 ページ31

〜バッティングセンター〜


十：よいしょっーー！！


((カキーンッ


貴：すごいね！今のとの全部あたってる！


十：Aもしよーよ！！



貴：私はいいや見てる方が楽しいし



十：えー！一回だけでいいからやろうよ！



貴：んー、一回だけだからね



十四松と入れ替わってバッターボックスに入った


ボールが来たそれを打つが



(((カスッ



貴：あれ？？



十：アハハハハw



貴：笑わないでよ！もう一回する！


もう一回するが当たらず


何回もバットを振った



何回かすると当たるようになった


十：すごいねー！当たるようになったじゃん！


貴：うん！交代する？


十：んー僕、Aとお話したいなー！


貴：じゃあそろそろ時間だから帰りながら話そうか


十：うん！A手！手繋いでもいいっすか！


貴：うん！いいよ！


手を差し出すと十四松が青ざめた顔になった



貴：どーした？具合悪い？



十：ううん、それよりA手痛い？


貴：あ。



十：それキャッチボールの時だよね。ごめんね



今にも泣きそうな十四松


貴：大丈夫だから！泣かないで！それに楽しかったから痛みなんて忘れてたよ



十：ちょっと待ってて！


そう言ってどこかに行くとまたすぐに戻ってきた


十：これで冷やして！


渡されたのはペットボトル


きっと自販機で買ってきてくれたのだろう


貴：ありがとう！


十：ううん！気づけなくてごめんね


悲しそうな顔をして謝る十四松


貴：大丈夫だから、笑ってよ！十四松にそんな顔似合わないよ


十：うん！！


貴：帰ろっか


怪我してる手の反対の手を差し出して手を繋いで帰った

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