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「・・・・・・・・・・・・で?」
俺の力には敵わないと体を離すのを諦めた翔くんは、表情で怒りを表すことにしたみたいで
キッと俺を睨んでるけど
至近距離だし瞳は潤んでるし
可愛いだけ
それに…多分諦めてるよね?
俺がこういうこと言い出したら聞かないってこと
だから俺は押し通すよ?
「メイクさんに今日はハニーの日って聞いたから、翔くんと食べるなら何がいいかなって調べたの
それでナッツの蜂蜜漬けを帰りに買ってきたんだけど・・・」
俺の話を上目遣いに睨みながら聞いてる
あぁ…可愛い
「でさ、調べてたら今日はバニーの日ってのも出てきちゃって
そしたらもう‘うさミミ翔くん’が頭から離れなくなるよね?」
「ね?…じゃねーよ!」
少し強めの反抗を見せてきた翔くんだけど
おでこにチュッとしたら唇を尖らせて目を伏せた
可愛い(何度でも言う)
「だから・・・ね?」
目を伏せたままの翔くんの頭にポスッとカチューシャをはめた
「!!!」
驚いた翔くんが顔を上げて
至近距離に念願のうさミミ翔くんがウルウルお目目を見開いてて
もう無理!!
翔くんの後頭部とカチューシャを片手ずつで押さえながら、噛みつくようにキスをした
「んっ…!」
翔くんから抗議の唸りが聞こえた気がするけど、これも無視させていただいて
翔くんの弾力ある唇を舐めて隙間に入り込み、甘い咥内を味わう
翔くんの甘さに蜂蜜の甘さが加わって蕩けそう
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革ベルト
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作者名:りん | 作成日時:2020年8月2日 18時