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俺とお前の違い2[1] ページ25

いっぱいイチャイチャしたかったのに-------


「なんでこんなことになったんだろう」



愛しの君が去っていったゲストルームのドアを恨めしげに見つめながら、疑問が口をついて出てきた


今日は2人ともゆっくりできるから、あんなことやこんなことや、甘い時間を過ごせるとワクワクしていたのに


はぁ……


俺は眠る気になれるわけもなくソファーに座ったまま、何度目か数え切れないため息を盛大に吐いた



その時



とてつもなくでかい音をたててゲストルームのドアが開き、これまたでかい音をたててドタドタと翔くんがまっすぐトイレへと向かっていった



び、びっくりした・・・
トイレに出てきたのか


生理現象は仕方ないよね・・・


なんて寂しく今度はトイレのドアを見つめていたら


またもやでかい音をたててドアを開けた翔くんが、まっすぐこっちに向かってきた!


驚いて少し後退りした俺を気にする様子もなく、ドスンッと隣に座ると、はっきりとした口調でこう言った



「てかさ、そもそも何で俺が下なワケ!?」



・・・はい?

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作者名:りん | 作成日時:2020年4月3日 8時

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