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話終えたら、なにやらスッキリしたのか


「いやぁ、本当にこういう誘いってあるんだな
ビックリしたー」


なんて明るく言いながら、俺の体を少し押して距離を取ろうとしたから


ぎゅーーーーっともっと強く抱きしめてやった



「な!な、なんだよっ!?」


「だから言ってんじゃん!翔くんは男にモテるんだから、気をつけてって!」


「!はっ?今回はたまたまだって」


ジタバタ暴れる翔くんをずるずるとソファーまで連れてきて座らせ
お互い座った状態でまた抱きしめた


「翔くんは!何度言っても自覚してくれない!」


「い、いや、自覚しろって言われても、わかんねぇし」


俺の勢いに押されながらも、翔くんは言い返してくるから


「そもそもね、兄貴会だってただの"翔くん狙ってる会"だからね」


と言ってしまった



「!!!ばっ!なに言って!」


自覚無しの翔くんは
驚きのあまり目を白黒させて、口をぱくぱくさせて




……可愛い

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作者名:りん | 作成日時:2020年4月3日 8時

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