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「…何があったの?」
目を合わせない翔くんを捕まえて
ハグした
「う…」
「何かあったんでしょ?
正直に言って?」
できるだけ優しく言いながら、背中を擦ってみた
翔くんは恥ずかしいのか、小さな抵抗を見せて体を捩ったけれど
諦めたのか、何故か俺の肩に額を3度、軽く叩きつけた
「…食事会に、数回会ったことある映像ディレクターさんがいたんだ」
「うん」
「…前から、…なんか距離の近い人だな、とは思ってたんだけど…」
「うん?」
「…今日もずっと隣にいるし、…なんか触ってくるし…嫌だなって思ってトイレに立ったんだ…」
「………」
「…トイレから出たら、いて、…2人で別の店いかないか、とか、なんなら家にこないか、とか言ってヤバい状況だって流石の俺でもわかったから…」
「………」
「…なんとかすり抜けて、急いで他の人に挨拶して逃げてきたから、…だから早めの帰宅…です」
・・・なるほどね
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革ベルト
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作者名:りん | 作成日時:2020年4月3日 8時