今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:73,948 hit
小|中|大
[9] ページ14
なんでこんなことになったのか
自分で自分を恨みながら
「…なんで」
「ん?うん?」
「…なんでお前は
う、えっと、あの…」
勇気を出せ、俺!
「なんでお前はこんなに俺を大切にするのカ、ナッテ、、」
最後は蚊のなくような声になってしまった…
「へ?」
潤のキョトン顔
わかってるさ、説明が足りない、はぁ…
「お前はいっつも俺を優先して俺の世話をして、
お前も忙しいのに絶対大変なのに、なんでかいつも嬉しそうで…」
潤の瞳が少し細められた
「自惚れてるみたいで嫌なんだけどさっ
でも、その、大切にされてるなぁって思ったら
…なんでって思い始めて…」
「なんでって?どうゆうこと?」
優しく促されるような声
「…なんで俺なんだろうって
なんでお前みたいなカッコいい奴が俺をこんなに想ってくれるんだろうって考えてたら
なんでか友達の話を思い出して言っちゃったんだ…
ごめん、ホントにごめん…」
謝りながら項垂れた俺を、また潤は優しく抱きしめた
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
193人がお気に入り
193人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:りん | 作成日時:2020年4月3日 8時