６話：プリンと ページ7
「こうやって見るとまるで巨人と小人だな」
「殴るぞ」
みんなで和気藹々・・・？うん。
楽しく食事している。
私は最後にとっておいたプリンをゆっくり味わっている。
しょっぱい物を食べた後に食べる甘味は特別美味しい。
「Aあげる。もうお腹いっぱいだし」
そう笑いながら私にプリンをくれた。
「え！？いいの？ありがとー！」
神かな。
凛がくれたプリンを食べかけの横に置く。
「太るぞ」と誰かが言っているが気にしない。
やったやったと喜びながらまた1口口に入れた。
全く小学生みたいだなと自分でも思うが、嬉しいものは仕方ない。
ぶっちゃけバレーと同じくらい食べることが好きだ。
幸い太りにくい体質だったし、ハードな部活をほぼ毎日やっているため体形はさほど変わらない。
身長以外は恵まれていると思う。
「そういえば、今回どれくらい来そう？部員」
思い出したように凛が聞いてきた。
言われて見れば今は体験期間中。2、3年はこれでもかと言うほど自分の部をアピールしている。
私は一旦スプーンを置いた。
「うーん、見学は結構いるんだけど実際入るかはなんとも」
「こっちもだな、推薦で入ってくる奴は一定数いるけど」
「そうなんだ、バレー部は男女両方強いから人気もあるよね。私の方はちょっと心配」
凛のいる吹奏楽部の演奏はいつ聴いても一体感があって綺麗だ。
それにコンクールでもいい成績を残してるし心配はないと思うけど。
「大丈夫だって！吹奏楽部凄いし」
そう励ますとまた、凛は綺麗にほほえむのだった。
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めーぷる - めちゃめちゃ面白いです！更新頑張ってください 楽しみにしてます(* >ω<) (2020年3月13日 9時) (
レス) id: f01d8b6a59 (このIDを非表示/違反報告)
りいりい - 翡翠さん» おお！なんという偶然！！キュンキュンしていただいて光栄です( ´ ▽ ` ) (2020年3月2日 18時) (レス) id: 8f5e3f4a28 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 - リアルに2年4組でリベロなのでめちゃくちゃキュンキュンしました (2020年3月2日 17時) (レス) id: 9d4994d37b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りいりい | 作成日時：2020年2月26日 22時
