国立！鈴稜学園！！ (ページ3)

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入学推薦 *喜怒喰哀薇ページ3

私は物心ついた頃から喜怒哀楽が他の子よりも激しく感情が変わりやすかった。

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それは年齢が増すごとにそちらも増した。

？「コンコンコン、喜怒喰さん、御在宅ですかー？」

とうとう政府のものもこのことを知り私の家に尋ね

政府「この娘さんの格級能力の度がどれほどかを検査しに来ました。」

突然にきた為母も父も戸惑ったが結局検査をせざるおえなかった。

政府「こ、これは！？…………笑美さん、悲斗さん、これを………」

母「！？」父「？！」

検査の結果は平均10を遥かに超えており570だった。能力があるらしい。

その能力は…………………喜怒哀楽、簡単に言えば感情。自分の周りの人にも通用するらしい。

「あいちゃん！あそぼー！ねぇねぇ！」

それを知った人達はガラリと性格を変え私に接してきた。

それから数年経ち、私は15になった。なってしまった。

どんどん大人になるごとに増していく能力。

私は、感情を隠すことを知らない。いや、しれないんだ。

でもある日、それは突然に

？「今回は娘さんについてです。娘さんは格級能力があるということです。そしてその力が増している。それを抑える、いわば制御を自分でできるようにする為鈴稜学園へ入学しませんか？」

母「え、あの国立の………？」

戸惑いはあるが制御はさせたいと願う両親は

父「……………燐火、哀薇の為にも入学させよう。これ以上このままだとあの子が崩壊するかもしれん。」

母「で、でもぉ…………………………………

母は私が今辛い状況と知っていてあちらに預けたいという気持ちもある、だが心配が押し寄せてきているんだろう。。

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喜「大丈夫だよおかぁさん。私、迷惑かけたくないから、いくよ。」

母「っ！…………………わかったわ、貴方の意見が最優先だものね！…………うぅっ(泣)」

寂しさはある、でも我慢しな、い、と

喜「っ！！おかぁさん！絶対！絶対制御して帰ってくるから！！！絶対！(泣)」

母「う、ん！！絶対よ！！(涙)」

入学式は4／10、

今日から後三ヶ月後だ。

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