Boyfriend Gacha .

Gacha 38 ページ39

とは言っても……

この人の良いとこ引き出すのに、

結構時間かかりそうなんだよなあ。苦笑









ユータ「なあ、俺には手に負えないから。」

飯食わせてとりあえずごめんなさいっての黙らせた。

とユータが私の隣座る。






『ゲンちゃん、なんであんなネガティブなの……』

ユータ「さあな？現実でもそうなんじゃね？(笑)」




……現実。

ユータは……どうなの？

心の中で叫んでいるの。

ソワソワしてるのがわかるの。

ユータがもう、消えちゃうんじゃないかって。









ユータ「お前までネガになったら俺困るよ。」

……なんで時に優しい瞳をして笑うの？

なんで優しい言葉を私に言うの？







『私だってネガになる時あるもん……』

ユータ「…………ばーか」

『は？』

ユータ「お前がネガだと、次の彼氏候補もまた

ネガになって……連鎖じゃねーかよ！(笑)」

『そこまでネガじゃないわばか！』

ユータ「お前がネガなのが妙に笑える。……くっｗ」

『むかつく！(笑)』









ネガ「……羨ましいなぁ。もう、彼氏じゃん。」









その声と共に、私たちの笑い声もピタッと止まる。









ユータ「…………」

『……な、なんだっ！羨ましいって感情が

あるんだったら、そんなネガティブにならなくても。』

ユータ「そーだぞ！さもないと消去！(笑)」








爆笑してるユータに、

仲良くなれたのに消去はイヤだと

更に暗いオーラを放つゲンちゃん。

なんだかんだ、仲良くなれたと思ってくれてるのが

嬉しかったりもするよね。(笑)

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