Boyfriend Gacha .

Gacha 27 ページ28

ーーユータside







バタン









広いリビングを見渡す。

いない…って事は部屋？…………









『ユータぁーーーーーぃやぁーーーっ……』









Aの声が聞こえる。









ダダダダダダ









バンッ




部屋の扉を開けると……


ベッドの上で仰向けでアランを拒むように

手を伸ばしてるAと

Aに馬乗りになるアラン。









ユータ「っおい！何やってんだよっ！」

すかさずAからアランを引き離す。



『うゔーユータぁー………………』

今にも泣きそうになりながら、

俺の後ろへと隠れるA。








アラン「なんでA〜！俺の事嫌いなの？？」

その言葉に震えるA。


ユータ「おい、何しようとした？」

アラン「一緒に寝よ？って聞いたら

いいよ！って言うから……」

ユータ「……あのなあ、一緒に寝よ？＝

こいつにとってはただ一緒に寝るだけなんだよ！」





恋愛経験もないAに

こんな無茶な事を……








ユータ「それに、俺言ったよな？

ルール違反だって。

契約するまでこういう行為はダメだって知ってんだろ？

バレたらお前、人間にも戻れねーぞ。」

アラン「でもやっぱり……

付き合う前に愛を育まないといけないじゃん？♡

2人ならバレる事もないしさ♡」









……こいつ。

なんもわかってねーなぁ。









『ぃやぁーーー！』









え？









『チャラい人は嫌ーーーーー！！！』

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