Who is master 5 ?

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-美勇人 side-









Aが居なくなって、









何かもう不安で心配でしょうがなかった。









簡単に人に迷惑かけるような、

そんな奴じゃない事…俺は知ってるからこそ。









A、大丈夫なのかなって。









…









…









とりあえず一旦家へと引き返してる俺。









萩ちゃんが、

もしかしたら美勇人くんを頼ってるから

美勇人くん家に行くかもしれないじゃん？って

…そう言うから。









美「 ……ん〜、 」









俺は単純に考えると…









家の状況、

Aが家を出る直前の事を聞いて、









岸と顕嵐…の事かな？なんて考えてた。









あいつは自分の気持ちとか、

ちゃんと言ってくれないけどさ。






なんとなーく分かっちゃうもんなんだよね。









幼馴染だから。









現に俺に泊めてって、電話してきたわけだし？

あの家を…ちょっと抜け出したかったのは

事実なんだと思う。









…









美「 …ただいま、 」









どことなく表情に表れてると思う、暗い感じが。









それを心配して母さんが顔を覗き込む。









「 なーにその顔、早く部屋行きなさいよ？

Aちゃん待ちぼうけてるわよ？ 」









美「 …は？今なんて言った？ 」









" だからAちゃんが待ちぼうけてーーー "









その言葉を聞いた俺は、

部屋へと猛ダッシュした。









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