Childhood friend。5

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顕嵐と想いが通じあって、

そして顕嵐をずっと好きでいて、

本当に良かった。

こんなにも幸せで、

また私にも家族が増えたみたいで、

本当に本当に嬉しい。









顕「はい、これはAのぶん。」

顕嵐はみんなに飲み物を配って、

私には……冷蔵庫から取り出した

りんごジュース。








『ふふふふ。(笑)』

顕「なに笑ってんの。」

『んーん！顕嵐はやっぱり顕嵐だなーって。』

顕「は？(笑)意味わかんない(笑)」

『なーーーんでもない！』








私たちが良い雰囲気のときには

誰かに邪魔されてばっかりだけど(笑)

そんな周りに暖かく見守ってもらえるだけで

本当に有難いし、幸せ。

お婆ちゃん、私の未来は希望に溢れてるよ。

幸せに、ずっと幸せであると思うよ。









顕「A待って！」

ゲームしてるみんなの元に戻ろうとすると顕嵐が、









顕「A、ずっとそばにいるよ。

だからずっと俺のそばにいてね。」









幼なじみの恋愛なんて

絶対結ばれないものだと、

そう思ってた。

気持ちを伝えたらこの関係も

なくなってしまうんじゃないかって。

でも、ちゃんとそこには

信頼って言葉が通じあっていて、

簡単に壊れたりしないものだった。

一歩を踏み出すことが

こんなにも勇気がいる事だったけど、

一歩踏み出してみれば

きっとそこには希望が満ち溢れている。









幼い頃に出会った私たちが

ずっと約束してきたことを

覚えていてくれているだけでも

すごくすごくすごく幸せなんだ。







『ずっと、そばにいるからね。』









〜Fin〜

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