Childhood friend。5

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ーー顕嵐side









今……なんて言った？









え？









完全に思考停止。









『……聞いてる？？』









顕「え、なに、ずっと……？」









『ずっと。顕嵐に初めて会った時から、

私の好きな人は顕嵐なの。』









ダメだ。俺、頭大パニック。

Aの顔見れないし、

絶対俺顔真っ赤。しにそう。

" 私の好きな人は顕嵐 "

脳内リピート。









『…………ねえ、何か喋ってよ、

どうしたらいいかわかんない。はじめて告白した。』

ねえ、俺がどうしたらいいかわからない。

こんな嬉しくてたまらない告白はじめて。









顕「ど、どうし、よ……

俺てっきり、小さい時からずっと

Aは岸くんが好きだと思ってた。」






『……優太はいつも一緒にいたし、特別だよ？

けど、そんな優太にも

お前はいつも顕嵐の事ばっかり考えてるな、

って言われるほど……うん。

はじめて顕嵐と出会った日、

顕嵐の笑った横顔が凄く綺麗で……それに一目惚れ。

それから顕嵐には他に好きな人がいるのは知ってた。

だから言えなかったし……

自分の気持ちに逃げていたの。今までずっと。』









こんな日が来るなんて思ってなかった。

あの時出会った" Aちゃん "は、

俺と同じ気持ちで……

ずっと、今日まで………………

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