Childhood friend。5

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ーー優太side









朝からTV番組のロケ収録で、

何故か俺と顕嵐が

ジェシーくんと安井くんに

話あるからご飯いこって

誘われた。

とは言っても岸はオマケね！とか言われた。(笑)









夜の雑誌撮影を終えて

ジェシーくん達がいる元へと急ぐ。








顕「なんか四人でご飯なんて初めてかもね！(笑)」

顕嵐は風磨くんの家に行ってからというもの、

Aの話を一切しない。

……連絡とかとってんのかなあ？？

気になったけど俺も話を切り出せないでいる。









ジェシーくん御用達のカフェに着く。

岸「……相変わらず人いねーな。(笑)」

俺が笑って顕嵐を見ると、

一点を見つめて動かない。









その先には、

窓際の席でぼーっとしてるAの姿。









顕「………………もしかして？」

岸「………………。」

顕「……そういう事か。俺帰る。」


ぷいっと振り返って元来た道へと歩いていく顕嵐。

……こいつら何があったんだ？

顕嵐は何でそんなに避けてるの？？









岸「おいっ！顕嵐！止まれって！」

早歩きしてる顕嵐の足を止める。

岸「……ジェシーくん達が

Aの事を呼んでたんだとしたら、

お前に話があるんじゃねーの？？

俺オマケねって言われたしさ。」





顕嵐は口を開けずにただうつむいてる。

岸「……お前まさか、連絡とれないよーにしてんの？？」









こくん、と頷く顕嵐。

…………おいおいなんだよもう。

岸「とりあえず、話せば何とかなる！だから行くぞっ！」









…………顕嵐は

俺の手を振り払う。

顕「…………話したくない。

聞きたくない。もういいんだ。」

岸「お前、何言ってんだよ！？」

顕「帰る。」

岸「おい、駄々こねてる場合じゃねーぞ！？

そんな態度とるって事は、お前俺に譲ってくれんのかよ！」







やばいどさくさに紛れて

凄い事言っちゃった。









顕「譲るも何も。

Aはモノじゃないってば！！」









急にキレ出して行っちゃった……

なんだよ、また俺仲介役かよ。

てか俺も電話で喧嘩なってから

若干気まずいんだけど。









そう思いながらカフェの扉を開けた。

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