Childhood friend。5

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ーー優太side









家を出るとそこにはもうAがいて。









第一声は









『だっ、だだだだ誰！？』









宮近を見つめるA。

そういえば宮近の事知らないのか。(笑)



宮「あ、えっと宮近と申します！お世話になります！」

『！？！？！？』

岸「お世話になりますって(笑)

あ、こいつがA！」

『はじめまして！』

宮「あ！岸くんと顕嵐の！」

こいつ今理解したのかよ……(笑)

とか思いながら風磨くんぽかーんとしてる。←









『風磨、久しぶり！今日……ありがとうね！』

Aが風磨くんに笑いかけると

風磨くんも優しい顔で笑う。

宮近もびっくり。






風「久々だな！俺ちょっと顕嵐にイラっときて

今空気悪いかもしんねーけど。(笑)

頑張れよ、A。」

『ありがとう！』



Aは風磨くんの頭をぽんぽんして

風磨くんもぽんぽん。

2人を見てると少し羨ましくもなって、

でも風磨くんは必死に耐えてるんだろうなって、

風磨くんの気持ちがわかる俺は

やっぱり少しつらかった。









『優太もありがとう！』

そして俺にも頭ぽんぽんてするから

照れ隠しで髪の毛くしゃくしゃ〜ってやってやった。









『もー！これから顕嵐に会うのに、

これじゃ髪ぼっさぼさじゃん！

優太のハゲ！(笑)」

そんな事言うAさえ可愛いくて、

やっぱり顕嵐が羨ましい。






岸「ハゲ言うな！(笑)

さっさと顕嵐のとこ行けばーか！(笑)」









Aが顕嵐の家に入っていく背中を見て、

よく送り出せました！って自分を

ちょっと褒めたくなった。

俺よく頑張りました。

俺の優しさも風磨くんの優しさも

無駄にならないといいな……。

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