ウレシナミダ ページ13
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「もちろん…」
顕「俺、証明出来たでしょ？」
「うん」
今日この日まで、
私たちは体の関係もなければまだキスだってしていない。
なんか、わたしまで緊張が……
顕「えっ、」
何で泣いてるの？、と聞かれて驚いた。
わたしはどうやら泣いているらしい。
「嬉し涙……」
悲しさもつらさも今この瞬間、
1ミリも感じないんだ。
顕嵐のことだけ。
目の前にいる彼のことを考えるだけで、
嬉しさや楽しさや幸せを感じるからこその涙なはず。
顕「これからは泣いて良いんだからね？
感情全部、ぶつけてよ。俺に」
「…嫌いにならない？」
顕「なるわけないでしょ。笑
寧ろ俺にだけ、って思ったら嬉しいよ」
「本当？」
顕「本当。それに俺は悲しい涙流させない、
良い彼氏になります」
「その誓いは嘘っぽいよ。笑」
顕「ちょっと！本気なんだけど！笑」
お互い笑い合って、また幸せ。
わたしも顕嵐にはずっと笑っていて欲しいし、
悲しい涙なんて流させたくない。
「ね、顕嵐」
顕「ん？」
「ありがとう。好きになってくれて」
顕「また急だね。笑」
「顕嵐が思ってる以上に好きだよ？私きっと、」
顕「そんなの、こっちの台詞だから」
そっと、わたしの頬に手を当てて
どちらともなく…私たちはキスをした。
きっと、これから幸せな夜がまたはじまって。
私たちは、本当に朝まで眠れないんだろう。
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あゆ(プロフ) - お疲れ様でした、最初からずっと読んでいましたが途中からもう展開がよめずにのめり込んでしまってました、とてもおもしろかったです！それぞれの関係性も最後になると良かったなぁってしみじみしましたし、おまけの紫耀くんが可愛かったです！最高でした！ (2018年3月18日 1時) (
レス) id: ea33ac3847 (このIDを非表示/違反報告)
唯花(プロフ) - 続編！！待ってました！！すごく好きな作品なので、とても嬉しいです！！ (2018年1月13日 23時) (レス) id: 7107bebc9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃん
| 作成日時：2018年1月13日 23時
