高級ホテル(jin) ページ1
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神宮寺side
Aちゃん行きつけというお店での
クリスマスパーティーに参加させて貰って、
予約していたホテルにチェックインした俺と光代。
み「良いお店だったね？
行きつけなんだったらもっと早くに
紹介して欲しかったよ、全くAったら」
神「拗ねるとこ可笑しくね？」
み「けどAって本当得した人生だと思うわ〜羨まし、」
神「何言ってんだよ」
み「だってさ、言っちゃえば
平野紫耀に拾われたみたいなもんでしょ？
それが今となっては人気俳優に登りつめて、
家賃タダじゃん？
仕事だってころっと決まっちゃうし。
それから隣人のイケメンが彼氏になっちゃうし？」
神「…お前なぁ、人の人生羨んでもしょうがねーだろ」
み「はぁ…。私もAになりたかったなぁ」
顕嵐たちがデートへと抜け出したそのタイミングで、
俺らも先にお店を出てきたものの。
こいつほろ酔いだからか、すげー喋る。
てか、そんな話より
わざわざクリスマスに高い金出して
とったホテルの感想ねえのかよ！？
神「…んなことより自分はどーなの？」
み「へ？何が？」
神「得した人生……じゃ、無いかもしんないけど。
幸せなんじゃないの？」
光代はきょとん、としてこっちを見る。
み「な、なに」
神「少なくとも俺は幸せだけど。
お前がいて、仕事もプライベートも充実してるって思ってるし」
み「う、うん…。
私もまあね？得はしてないかもだけど、
幸せだよ」
そう言って笑う彼女は、
俺にとっては世界一可愛い存在で。
喧嘩は頻繁にするし、
言葉づかいだって女の子らしくもないけど、
俺が俺らしくいられて幸せでいられるのは…
彼女ありきなんだよな。
神「いやいや得してるって言えよ！
俺だってイケメン彼氏なんだからな？」
み「イケメンは自分でイケメンて言わないよばーか」
今年は一緒に過ごすはじめてのクリスマス。
急に嬉しさでいっぱいになって、
照れて笑う彼女を抱きしめた。
…うん、高いホテルとかどーでもいいか。
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あゆ(プロフ) - お疲れ様でした、最初からずっと読んでいましたが途中からもう展開がよめずにのめり込んでしまってました、とてもおもしろかったです！それぞれの関係性も最後になると良かったなぁってしみじみしましたし、おまけの紫耀くんが可愛かったです！最高でした！ (2018年3月18日 1時) (
レス) id: ea33ac3847 (このIDを非表示/違反報告)
唯花(プロフ) - 続編！！待ってました！！すごく好きな作品なので、とても嬉しいです！！ (2018年1月13日 23時) (レス) id: 7107bebc9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃん
| 作成日時：2018年1月13日 23時
