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ーー顕嵐side
家に着いた俺。
顕「……やべえ目真っ赤。」
玄関の鏡を見ると完全に泣いた顔。
岸「顕嵐！おかえ……り……。」
きっとドアの音がして走ってきた岸くん。
俺の姿を見てびっくりする。
顕「……ごめん、俺無理だわ。」
岸「え？？？」
顕「俺もうAの顔、見れないかも。」
岸「なにが……あったんだよ？」
リビングに向かう俺の後をついてきて、
なあどうした？って聞いてくる。
顕「……A、風磨くん家にいたんだ。」
岸「それって……」
顕「…………それで俺、風磨くん家に行ってきた。
Aから、風磨くんの匂いがするんだ。
それで風磨くんと話したんだけど……
風磨くんはAの事が好きだって。」
岸「………………。」
顕「……それで2人はただの友達じゃない事も分かったよ。
美勇人くんの話の通り、風磨くんは見た事もない優しい顔してた。
で………………」
" 2人はキスしたんだって。 "
自分で言葉にするのも
現実突きつけてるみたいで
凄く苦しかった。
岸「……えっ待って、なに？？え……」
岸「……それってどういうこと？？…」
顕「そーいう事なんじゃないの？？
Aに帰るぞって言ったけど、
今日は帰らないって言われたしね。」
岸「うそだろ……？？」
顕「これが嘘なら、俺はこんな顔して
ここに帰ってきてないよ。」
はは……笑っても力が出ないや……
岸「……あいつの話は聞いたのかよ？？」
顕「聞いてない。」
岸「お前が俺の代わりに聞いてくるんじゃ……」
顕「無理だった。」
岸「……は？？」
顕「じゃあ岸くんはあの状況に耐えられんのかよ！？」
俺も相当イラついてんのを
岸くんにぶつけるようにして、
岸くんもそんな俺に反抗。
岸「…………お前なら、
ちゃんと聞いてこれると思ったから……。
あいつのそばにいてやるんじゃなかったのかよ！？」
顕「……今の俺に何言っても無理。
岸くんベッド使っていーから。
今日はもう寝るね、疲れた。」
おやすみって告げてソファーに倒れこむ。
本当俺、何してんだろ。
やっと、やっとまた会えたのに。
なんでこんな事になるの？？
Aのそばにいれるのは……
風磨くん？？
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りな - 面白いです！更新途中の作品、更新頑張ってください(´▽｀*) (2016年1月23日 5時) (
レス) id: 0736be828b (このIDを非表示/違反報告)
はるち - 面白かったです。 (2015年7月30日 17時) (レス) id: fb4b4f2984 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃん(プロフ) - 越前廉さん» ありがとうございます！更新早めに頑張りますね♪今後もよろしくお願いします！ (2015年7月16日 15時) (レス) id: 567e892c5d (このIDを非表示/違反報告)
越前廉 - この小説大好きです！更新早くて凄いです！頑張ってください!! (2015年7月16日 7時) (レス) id: 75caf69213 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃん
| 作成日時：2015年7月14日 23時
