写真屋さん ページ46
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北「聞いてねーよ！」
風「言ってねーしな」
北「はぁ…副職ってコレかよ」
二人はそのまま立ち話をしていて、
ようやく北斗くんが私たちの元へ来た。
北「風磨、こっちは岸で
こっちはAちゃん。
うちの常連なんだよ」
風「どうも…」
「どうも、」
岸「……」
北「で、こっちは風磨。
俺の店の近所で写真屋」
岸「へえ…」
北「Aちゃんにこないだ、
写真取りに行って来てってお願いしたことあったでしょ？
あの常連さんたちの写真、風磨が撮ってんの」
確かにこないだ、
コルクボードに貼られた写真の話をしていて…
取りに行って来てと頼まれたことがあったな。
この人が……そうなんだ。
北「寧ろAちゃんたちの写真撮ったのも風磨だけど…
二人も、風磨も、覚えてない？」
風「ちょっと待て、もしかして紫耀もあの店の常連？」
北「うん」
風「衝撃の事実が多すぎるわ」
もちろんこの人もこんな反応だし、
私と優太も誰？って感じだったから
お互い覚えてない。
風「紫耀もびっくりだろーなー
俺に撮られたことが過去にあったなんてな」
北「まあ今と昔じゃ、オーラとか全然違うし」
今日久しぶりに会って改めて思った、と
北斗くんが言いながら紫耀のいる方向を見つめた。
北「ていうか、カメラマンなのに
挨拶回りしなくていいわけ？」
風「だってかったりーじゃん。
スーツだって普段着ねえから慣れないし」
北「ふらふらしすぎたら上の人から怒られるんじゃない？」
風「まあもう怒られたけどな。笑
でもそろそろ行くわ、」
手にしていたお酒をクイッと飲んで。
パーティー楽しんで、と
片手をひらひらさせて去って行った。
岸「不思議な人っすね？
でもカメラマンだとは思わなかった〜」
「なんか撮る側より撮られる側にいそうな雰囲気というか」
北「うん、まああいつは大学時代の友人なんだけどね？
芸能人かと思うくらい、
最初からオーラ放ってたから」
北斗くんがそう言うのだから、
なんかすごい人に違いないと思う。
写真、という分野に
特に興味はないけれど…
少しだけ気になった。
あのコルクボード、
常連さんの笑顔でいっぱいだから。
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ちゃん(プロフ) - あいあいさん» コメントありがとうございます！頑張りますので今後も宜しくお願い致します☆ (2016年10月28日 23時) (
レス) id: 567e892c5d (このIDを非表示/違反報告)
名無し49053号(プロフ) - http://uranai.nosv.org/u.php/novel/rinnnnn13/この更新も待ってます！ (2016年10月27日 20時) (レス) id: bb5c61a8e0 (このIDを非表示/違反報告)
美愛凛 - 一気に読んじゃいました 面白かったです☆彡 (2016年10月26日 16時) (レス) id: c3ec3f50ad (このIDを非表示/違反報告)
あいあい(プロフ) - 更新分、読みました！！ベットの上で足をバタバタさせながら読みました！！紫耀との今後が気になりすぎます！頑張ってください！応援しまくります！ (2016年10月21日 19時) (レス) id: f8899c2219 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃん
| 作成日時：2016年10月11日 0時
