出発進行 ページ41
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「ねえ、変じゃないかな？」
岸「何回目っすか…」
「だって優太適当じゃん！」
岸「変じゃないってば…」
パーティーだから、
軽めの正装をして行かなきゃいけなくて。
髪の毛を緩くウェーブさせてからも、
黒と白のAラインドレスを着てからも、
優太に何度も変じゃないか確認して。
岸「時間近付くにつれて緊張しすぎだろ」
そりゃあ親友には緊張してるのを
見破られるわけである。
岸「あ、北斗くん着いたって。
Aもう家出れんの？」
「はい、」
岸「ほらじゃあ下行くぞ〜」
薄めのコートを羽織って、
バックを持って。
お気に入りの靴を履く。
岸「お前ヒール高っ！
足痛くなっても知らねえぞーー？」
「これは思い出の靴なの！
値段も安くないんだからね！？
初給料で買ったんだから！」
岸「いくら？」
「…10万越え」
岸「はぁ？靴で！？」
「一足くらい良いでしょう？
靴の魅力なんて優太には分からないよーだ」
岸「はいはい、さっさと出るぞ」
ずっと憧れていたクリスチャン・ルブタン。
海外セレブも愛用するほどで、
女の子なら誰もが憧れるヒール。
裏側が赤いのも特徴的。
大切な靴なだけあって、
頻繁には履かないけれど。
思い出の靴になってる、っていうのは…
紫耀と出会ったcafe greenで、
顕嵐に救われたあの雨の中で、
このルブタンがその思い出を共にしているから。
だから今日も、素敵な思い出に導いて欲しい。
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ちゃん(プロフ) - あいあいさん» コメントありがとうございます！頑張りますので今後も宜しくお願い致します☆ (2016年10月28日 23時) (
レス) id: 567e892c5d (このIDを非表示/違反報告)
名無し49053号(プロフ) - http://uranai.nosv.org/u.php/novel/rinnnnn13/この更新も待ってます！ (2016年10月27日 20時) (レス) id: bb5c61a8e0 (このIDを非表示/違反報告)
美愛凛 - 一気に読んじゃいました 面白かったです☆彡 (2016年10月26日 16時) (レス) id: c3ec3f50ad (このIDを非表示/違反報告)
あいあい(プロフ) - 更新分、読みました！！ベットの上で足をバタバタさせながら読みました！！紫耀との今後が気になりすぎます！頑張ってください！応援しまくります！ (2016年10月21日 19時) (レス) id: f8899c2219 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃん
| 作成日時：2016年10月11日 0時
