お説教 ページ5
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岸「んでお前…」
北斗くんがお忙しくなったようで、
私たちの席を離れてから優太が切り出した。
岸「俺この説教何回目だ？おい」
「んー…何回目だろう？」
岸「俺も知らねえけど！！
数えられないレベルなのは確かだ！！」
おおー、と私が言うと
はぁ、と優太がため息をつく。
岸「知ってるよな！？
俺はそういう奴が嫌いなことを！」
「はい」
岸「それでも俺は！Aの気持ちも分かるし、
説教するけどすぐ終わるだろって、
Aの行動に目を瞑ってきた！」
「はい…」
今日のお説教は、いつにも増して真剣すぎて。
私もふざけるのをやめた。
岸「少なからず俺のせいもあるだろ？
俺がちゃんとAに目を向けて、
寂しくなんねえよーにしてきたつもりだけどさ。
やっぱりあいつの代わりに
守ってくっていうのは無理があって…」
優太は少し悔しそうに唇を噛んで。
岸「紫耀が…いれば…」
私を見ると、ああごめん。と黙り込む。
優太らしくない。
別に、紫耀がいなくても私は大丈夫で
優太のせいなんて少しでもあるわけなくて。
私が…子どもみたいなだけで。
「優太やめて。優太のせいじゃないよ？
それに紫耀に守られてたつもりもない。
私が成長しなきゃならないんだから…」
岸「でも紫耀がいないなら、その代わりが必要でっ」
「ううん、優太は優太。
紫耀の代わりなんかじゃないよ！
優太がいるだけで十分支えてもらってるんだから。
自分のこと責める必要なんてないでしょ？」
岸「でもさ、」
「もういなくなっちゃった人の話、やめよ？
暗くなっちゃうし。…それに私も本当に
そろそろ心配かけるようなことやめるから。
結局自分が虚しくなるだけなの。分かってるからさ？…
優太もそろそろ彼女作らなきゃだし、
優太にばっか頼ってられない！」
優太はあまり腑に落ちない感じで、
マリブコークを飲み干した。
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ちゃん(プロフ) - あいあいさん» コメントありがとうございます！頑張りますので今後も宜しくお願い致します☆ (2016年10月28日 23時) (
レス) id: 567e892c5d (このIDを非表示/違反報告)
名無し49053号(プロフ) - http://uranai.nosv.org/u.php/novel/rinnnnn13/この更新も待ってます！ (2016年10月27日 20時) (レス) id: bb5c61a8e0 (このIDを非表示/違反報告)
美愛凛 - 一気に読んじゃいました 面白かったです☆彡 (2016年10月26日 16時) (レス) id: c3ec3f50ad (このIDを非表示/違反報告)
あいあい(プロフ) - 更新分、読みました！！ベットの上で足をバタバタさせながら読みました！！紫耀との今後が気になりすぎます！頑張ってください！応援しまくります！ (2016年10月21日 19時) (レス) id: f8899c2219 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃん
| 作成日時：2016年10月11日 0時
