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健人くん、早くこの場をどうにかしてよと
心の中で思っていたその時。
口を開いたのは意外な人だった。
北「 …るさい、 」
ウ「 っえ 」
北「 俺らより年上とは思えねえのは
あんたらの方なんだけど？
寄ってたかって野次馬して楽しい？ 」
「 は、あんた何？部外者のくせに 」
北「 部外者ですけど？あんたらもでしょうが！
この子の事悪く言えるほど何も知らないくせに、
暇人め 」
息をする間もない程、バーっと喋った北斗くんは
只ならぬオーラを放ちながら
席から立ち上がった。
北「 俺帰るわ、こんなとこ受験しないのはもう確定した 」
そそくさと歩く北斗くんに
ウタと美勇人くんも唖然としながらも後を追う。
『 私も帰る 』
健「 え、どこ行くの？ 」
『 だから、帰るよ 』
健「 …せっかく来たんじゃん、もう少し一緒にいようよ？ 」
よく、そんなことが言えるなって思ってしまった。
彼女が悪口を散々言われているのに
黙って聞いてた健人くん。
きっと喧嘩するのって
好きじゃないからかもしれないけどさ。
私、北斗くんにありがとうって言わなきゃ。
『 ううん、今日は帰る 』
健「 …わかった、 」
健人くんの手を離して、みんなの後を追った。
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菊池フワ - 私この作品大大大好きです！！！ 過去編？ちょーおもろいです。最新頑張ってください！応援しています！ (2016年3月9日 16時) (
レス) id: 11c551537b (このIDを非表示/違反報告)
翔織(プロフ) - まぎらわしい！ (2016年3月9日 3時) (携帯から) (レス) id: b5c9587b18 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - この作品めっちゃ面白いです（＾ν＾）大量更新なのも嬉しいです！これからも頑張ってください！ (2016年3月9日 2時) (レス) id: b6285ab1b8 (このIDを非表示/違反報告)
momo - 3時間ほどで最初からここまで読みきってしまいました! とても楽しいです 更新頑張ってください! 応援してます (2016年3月8日 15時) (レス) id: 9d02bcd314 (このIDを非表示/違反報告)
りな - 顕嵐ちゃん、かわいい(`>◇<´)これからも、応援してます♪ (2016年3月5日 4時) (レス) id: 86ac72ffb9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃん
| 作成日時：2016年3月1日 18時
