Childhood friend。3

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ーー優太side









勝利くんは仲良くしてくれてる先輩のひとり。

風磨くんとも仲が良いけど、

今はちょっと直接電話なんて無理すぎるから。









うん、俺ついに相談する相手が必要になりました。









岸「勝利くんお疲れ様です。

あの、相談が。」


勝「え？相談？岸が？(笑)

俺もーすぐ休憩終わっちゃうんだけど。」


岸「いや、そこをなんとか。」

勝「全然いーけど、

長くなるなら後にして。」





つ、冷たくない勝利くん！？(笑)



岸「いや、え、あの……


長くなります。(真剣)」

勝「うん、じゃー後でね！もうすぐ終わるし！」

岸「え、あ、待ってひとつだけ！」

勝「なんだよもー！」

岸「……今日、Aって……いましたよね？」









勝「え？あーあの、風磨くんの！


何で岸が知ってるの？？？」









もう泣きそう。

全力で涙あふれてきそう。

岸「……いえ、また後で。

終わったら連絡下さい。」









" 風磨くんの "









この言葉が頭の中でエンドレスリピート。

風磨くんの、何なの？？

俺は" 幼なじみなのに "って思っても

何も話してくれないAに苛立つ。

未だに顕嵐が好きってこと、

俺に話してもくれないしね。

バレバレだけど。









それからすぐ家に着いて

電話する前に心を落ち着かせようと

一息つく。









……prrrrr







岸「え。電話……」

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