Who is master 3 ?

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広い部屋に、

バラバラとなって俯いてるみんな。









顕嵐様が口を開かないんじゃ、

埒があかない。









神「 顕嵐、 」









さっきまで私に強気だったじんが、

顕嵐様に弱々しい声で名前を呼ぶ。









顕嵐様の目は…









一言で言うと、無。









ただ床の絨毯一点を見つめて…

死んだ様な目をしてるの。









…私達なら、いや、







昔から仲の良い彼らなら、









絶対に顕嵐様を救えるはずなのに。









顕嵐様がそのチャンスを、くれない。









風「 顕嵐、俺の目、見ろ 」









沈黙を破る風磨くんは、

真剣な顔で顕嵐様の顔を自分に向けた。









風「 …お前、俺に言ったよな？

みんなの前でちゃんと話すって…

俺との約束破るのか？ 」









優しくも、真っ直ぐに、そう言う風磨くん。









顕「 ……俺は、 」









顕嵐様がやっと口を開いて









その後に続けた言葉。









顕「 ………お前らに裏切られた 」









みんなが顕嵐様だけを見つめて。

悲しそうな顔をしている人も居れば、

難しそうな顔をしている人も居る。









顕「 ………だから俺も、お前らを裏切った 」









無表情な顕嵐様は、

やっと自分の話をし始めたーーーーーーー









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